渡し方
やることは、貼って送る。それだけです。
文章で頼めるAI——Claude や ChatGPT のようなAIアシスタントの入力欄に、03で仕上げた指示文を丸ごと貼り付けて送ります。「ページを作ってください」と言い足す必要はありません。指示文そのものが依頼文だからです。
ひとつだけ選び方があります。作ったページをその場で画面に映せるもの(プレビュー機能)を使ってください。出てきた文字の羅列を自分で開く方法もありますが、1枚目でやることではありません。画面に映れば、それでいい。
送ったら、待ちます。長い指示文なので、少し時間がかかります。
最初の1枚は、下書き
画面に映ったページは、たぶん、思っていたものと違います。写真の場所が変で、言葉の調子がよそよそしくて、どこか借り物のまま。
それで正常です。ギャラリーに並んでいる作品も、一発でああなったわけではありません。最初の生成は、彫り始めの木材のようなもの。ここから05で削っていきます。最初の1枚の出来で、自分の向き不向きを判断しないでください。まだ何も始まっていません。
見る順番
細部から見ると、直したい所が無限に見えて動けなくなります。見るのは3つだけ。01で書いた3行を、上から順に確かめます。
1. 誰のページに見えるか
01の「誰」になったつもりで、最初の画面を眺めます。その人が「自分のためのページだ」と感じられそうか。例の店の面影が残っていないか。
2. いちばん伝えたいことが、最初の画面にあるか
開いた瞬間の画面の中に、01の「ひとこと」が見える場所にあるか。スクロールしないと出てこないなら、あとで直します。
3. 最後が、してほしい行動で閉じているか
いちばん下まで送って、ページの終わりを見ます。予約なら予約へ、連絡なら連絡先へ。行動の置き場がないまま終わっていないか。
この3つが通っていれば、骨は立っています。色や写真がどれだけ気に入らなくても、それは肉の話。あとからいくらでも直せます。
直したい所を、3つまでメモ
見終わったら、直したい所を書き出します。ただし3つまで。全部書くと、直す前に疲れます。いちばん気になるものから3つ。残りは、その3つが直ってからまた選べば十分です。
メモは、画面に見えたままの言葉で書きます。仕組みの言葉は要りません。
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メモの例
・見出しの文字が写真にかぶって読めない
・品書きの2つ目に、頼んでいない品が入っている
・いちばん下のボタンの文字が「Reserve」のまま英語になっている
よくあるつまずき
細部から見てしまう
「この青、ちょっと違う」から入ると、3行の確認を忘れます。骨→肉の順番。色の話は、骨が通ってからのほうが早く終わります。
全部消してやり直したくなる
気に入らないと、指示文が悪かった気がして最初から作り直したくなります。でも2回目の生成が良くなる保証はどこにもなく、時間だけが消えます。作り直すより、直すほうが速い。それを次の一本でやります。
眺めすぎる
じっと見ているほど、あらが増えて見えます。3行を確かめて、メモを3つ書いたら、画面から目を離して構いません。
この一本の終わり
最初の1枚が画面に映って、直したい所のメモが3つ以内にまとまったら、終わりです。次は、そのメモをひとつずつ片づけます。